「富士通(以下、富士通)に入社したらどれぐらいのスピードで昇格できるか」「どんな成果を出したらどれぐらい年収アップが見込めるか」が気になるけど、面接では聞きづらいー。転職活動でこんな風に感じたことがある人は多いでしょう。
人と人が対峙する数少ない面接の場だからこそ、企業の採用担当からすれば「限られた時間をもっと候補者個人のことを知るために使いたい」と考え、選考過程で年収・評価の制度について詳細な説明を施すことはあまりないのではないでしょうか。
ONE CAREER PLUSは、転職活動の場を「人と人との対話でしかできないすり合わせ」に集中できるように、企業の年収と評価をオープンにしていきます。
本記事では、ONE CAREER PLUSの独自調査もとに、富士通の給与体系や評価制度を解説します。
富士通ってどんな会社?
【概要】
富士通株式会社は、1935年に設立された日本を代表するIT企業で、世界各国に展開するグローバル企業です。グループ全体で従業員数12万4千人を擁し、国内ITサービス売上高1兆3,280億円(日本1位)となっております。2024年から本社を川崎へと移しました。
【事業・業績】
同社の事業は「サービスソリューション」「ハードウェアソリューション」「ユビキタスソリューション」「デバイスソリューション」の4つのセグメントに分類されており、ITサービスやソリューションの提供を主軸に、ハードウェア、ソフトウェア、クラウドサービス、AI、IoTなど幅広い分野で事業を展開しています。
2011年には世界最速の計算速度を誇るスーパーコンピュータ「京」の開発を成功させるなど、その高い技術は世界で評価されています。
【業績】
2023年3月期の連結売上高は約3.6兆円に達し、IT業界においても世界トップクラスの規模を誇ります。
また、研究開発費は1,233億円となっております。
【参考資料】
・富士通_IR情報_主な財務諸表データおよびセグメント別四半期データ
富士通の等級(役職)・年代・職種別年収まとめ
【ここから先のポイント】
- 新卒は目安年収○○万円。30代後半では目安年収○○万円に到達
- キャリア入社のバックグラウンドは様々。面接ではこれまでの経験よりも○○を見るという声も
- 高評価を得るには「組織内での○○を高めること」が重要。ポスティング制度で昇格やジョブチェンジを図る人も
さらに・・・